手を合わせるとき

お寺や神社へのお参り。

あなたは何を思いながら手を合わせますか?

「試験に合格しますように」
「家族全員が健康でありますように」
ほとんどが七夕の短冊に書くお願いごとのたぐいではないでしょうか。
困った時の神頼み、誰でも経験があります。

でも今度お参りするときに
ひとつお勧めしたい手の合わせ方があります。
それは他力本願のお願いごとではなく、ただ感謝するだけ。

手を合わせた時に
「試験に合格させていただきありがとうございます」
「家族が皆健康でありがとう」
なんでもいいのです。
そうするとほら、こんないいこともあった、あんな嬉しいこともあったと幸せの再確認ができます。 
できないことや未来の不安を確認する思いを抱くより、ずっと気持ちが前向きになります。
幸せをつかむことができたのは貴方自身の努力のたまものです。
それを神様に感謝するという行為で確認するというわけです。
悪いことが起こっても良いことが起こっても
それは神様のせいでもおかげでもなく貴方の行動の成果なのです。

さぁ、今度はお寺や神社の賽銭箱の前、大きな鈴をガランガラン鳴らして
堂々とご自身の努力の成果を数え上げ、神様に報告してみてください。