原因と目的

行動を起こす時に必要なのは「未来の自分のためにこうありたい」

と強く思う気持ちです。

 

行動を起こす時に邪魔なのは「過去の自分はこうだったからできっこない」

と自分に言い訳する原因です。

 

生まれた時から刷り込まれてきた不安、心配、憂鬱、強迫観念・・・

そんなことが山のような荷物となって一歩が踏み出せません。

行動を起こすモチベーションとなるのは

過去の情けない自分を思い起こすのではなく、

かっこいい未来の自分を思い描くこと。

 

そこを切り分けて考えると、初めの一歩が踏み出せて

行動しているうちに霧が晴れ、向かって行く方向が定まってくるのです。

 

私は小さな頃から虫が大の苦手です。

そんな私が庭の木にできた蜂の巣を退治できるなんて!

 

庭に出るとブンブンと羽音をたてて向かってくる蜂に危険を感じ駆除を決意。

何日も前から巣に集まる蜂の生態を観察し、

駆除方法を調べ、シュミレーションをくり返し

とうとう一人の力で刺されることもなく駆除することに成功しました。

 

ちょっと「未来のかっこいい自分」というほどではありませんが、

苦手意識を克服し、行動に移したことでさまざまな手段を模索することができ、

虫一匹に大騒ぎをしていたかっこ悪い自分とは決別できたのです。

 

苦手だとか、不安なものって今までの環境の中で

刷り込まれていただけであって、立ち向かってみると

案外乗り越えられたりするものです。

 

あなたの苦手なことは何ですか。

その原因は過去のかっこ悪い自分ではないでしょうか。